従来の放射線防護服は、放射線(直接線)の遮蔽力を重視した結果、防護服の重量が20㎏/着となり、作業性が損なわれていました。
新開発の放射線防護服“フットカット”は、放射線遮蔽材にタングステン粉末を織り込んだ樹脂を細かなプリーツ状にスモッキングする事で
放射線(主に散乱線)の遮蔽性と軽量化の両立を実現しました!
直接線遮蔽率はCo(コバルト)60で4~5%程度、散乱線での使用時は30~40%の遮蔽率を有します。
放射線災害時の緊急避難誘導はもとより、作業従事者が長時間作業する廃炉解体作業時の被ばく線量を軽減します。
使用想定散乱線量 … 100mSv~400mSv
原子炉内作業又は散乱線環境下での作業者の被ばく低減に役立ちます。